Samsung は先月 Galaxy S25 シリーズの発表の最後に、4つ目のラインナップとなる Galaxy S25 Edge を予告しており、会場では実際にデザインモックが展示されていました。新しい情報によれば、以前にリークされたレンダリング画像とはデザインが異なることだけでなく、当初の予想よりもさらに薄くなる可能性があるようです。
SmartPrix と OnLeaks によれば、Galaxy S25 Edge の本体の厚みは、これまで噂されていた 6.4mm ではなく、5.84mm になると報告しました。これは同コンセプトの薄型 iPhone 17 Air への対抗だと思われます。Galaxy S25 Edge の本体サイズは、158.2×75.5×5.84mm になると言われており、背面のカメラの厚みを含めると、S25 Edge は 10mm が最も厚みのある場所としています。
また、Samsung は2つのプロトタイプを開発していたとも主張しています。これには以前のリークで伝えられた 6.4mm の厚みがあり、3つのリアカメラを搭載したプロトタイプと、今回の 5.84mm の厚みでリアカメラが2つ搭載されているプロトタイプです。結果として、Samsung はカメラを1つ犠牲にしても薄さを取ったようです。
さらに、薄型のデザインを採用することにより、200MP メインカメラと 50MP の超広角カメラが搭載されると言われています。当初のリークでは、望遠カメラの搭載が示唆されていましたが、薄型化によってこれがなくなります。なお、最近のリークでは 12MP の超広角カメラが搭載されると示唆されていましたが、これはアップグレードされるのかもしれません。
もう1つの妥協点はバッテリーで、当初の予想と大きく外れてはいない 3,900mAh バッテリーを搭載するとしています。また、有線充電も 25W となっており、S25+ や S25 Ultra の 45W よりも遅くなります。
この他には 8コアの Snapdragon 8 Elite チップセットを搭載する可能性がありますが、薄型の筐体で発熱への対策がどこまでできるかも課題となります。最近の噂では、S25 よりも薄いベイパーチャンバーが搭載される可能性が示唆されていました。
いずれにしても、Samsung は Galaxy S25 Edge で薄さを優先したことで、いくつかの妥協点が含まれていることに間違いはありません。Galaxy S25+ と Galaxy S25 Ultra の中間に位置するデバイスになると期待されていますが、中途半端なデバイスになることだけは避けてもらいたいですね。