Google は英国ロンドンで開催されている教育テクノロジー展示会 BETT にて、新しい Chromebox としてフラットパネルやスマートボードなどを ChromeOS デバイスに変換する Chromebox OPS (Open Pluggable Specificaion) を発表しました。
2025年1月から、 LG、SMART、Promethean、AOpen、さつき、Viewsonic などの大手ディスプレイメーカーが Chromebox OPS の提供を開始します。
Chromebox OPS は、日本の教育現場でも馴染のでてきた電子黒板などのインタラクティブディスプレイと組み合わせて使う、ChromeOS 搭載のいわゆる Chromebox です。
これまでは ChromeOS Flex を搭載したユニットが使用されていましたが、今年発表された Chromebox OPS は純粋な ChromeOS を搭載しています。そのため、従来の Chrome ウェブストアとブラウザ拡張機能だけでなく、Google Play ストア経由の Android アプリも利用することができます。
複数のディスプレイメーカーから Chromebox OPS がリリースされるため、仕様やデザインなどは若干異なると思われますが、基本的には Intel 第13世代 Core シリーズプロセッサ、ChromeOS 搭載し、フラットパネルやスマートボード、電子黒板などのインタラクティブディスプレイ向けとなるためコンシューマーでは展開されません。
なお、記事執筆時点で Chromebox OPS に関するプレスリリースなどを確認したところ、発表しているメーカーは Viewsonic のみでした。
Viewsonic からは VPC13-C33-G1、VPC15-C53-G1 という2つのデバイス名でリリースされています。
ちなみに、日本でもインクルーシブ電子黒板 MIRAI TOUCH (ミライタッチ) シリーズのメーカーである、さつき株式会社の名前も含まれているため、今後日本国内向けのリリースも期待されます。
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