Google が2025年に Pixel 9a および Pixel 10 シリーズをリリースする計画を立てていることはすでに知られていますが、最新の情報によれば Google はすでに Pixel 10a および Pixel 11 シリーズの開発に取り組んでいることが明らかにされました。また、Pixel 11 シリーズのデバイスは「熊」をテーマにしたコードネームが付けられていることも確認されています。
Pixel 11 シリーズ
この情報は Android Authority から Google 内部の情報源から入手したものとして共有されました。これによれば、2026年にリリースされる Google Pixel 11 シリーズスマートフォンのコードネームは次のようなものになります。
- Pixel 11 – Cubs (4CS4)
- Pixel 11 Pro – Grizzly (CGY4)
- Pixel 11 Pro XL – Kodiak (PKK4)
- Pixel 11 Pro Fold – Yogi (9YI4)
これら Pixel 11 シリーズのスマートフォンには、Google のフルカスタムモバイルチップの第2世代となる Tensor G6 (malibu) を搭載します。Tensor G6 については、いくつかの仕様変更が予定されていることが以前報告されていました。
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Pixel 10a
一方、Google は2026年もミッドレンジの Pixel 10a スマートフォンをリリースする予定であり、このデバイスは Stallion (STA5) というコードネームが付けられています。Pixel 10 シリーズには「馬」にちなんだ名前が付けられているため、Pixel 10a も同様です。
Pixel 10a も開発の初期段階にあるようで、現在 Google は第1世代のフルカスタムチップ Tensor G5 を採用するか、現在の Pixel 9 シリーズに導入されている Tensor G4 を採用するか検討中であるとしています。
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Google が Tensor G4 を2026年も継続しようとしている理由は不明ですが、コストの問題という可能性が考えられます。ただ、もし Tensor G4 を採用したとすれば、Tensor G5 とともに導入される AI 機能やカメラ機能など、一部の機能は Pixel 10a で利用できない可能性があります。
いずれにしても、現状ではまだ1年以上先なのでどうなるかはわかりませんが、すでに Google が開発に取り組んでいることは確かなようです。まずは今年前半の Pixel 9a があり、その先には Pixel 10 シリーズのリリースがあります。