現在、Android の Google アプリでは検索や Discover からアクセスしたページの表示中、下部に新しいツールバーが表示されるようになりました。
これまで、Google アプリから Web サイトのページに訪れると、画面上部に様々な機能が配置されていました。これにはタブを閉じる、タブの最小化、サイトの情報、ページ名とドメイン、リンクの共有、保存、3点ドットのメニューがあります。かなり窮屈なデザインでしたが、新しいツールバーが導入されることで少しだけ見やすくなり、操作性も改善しています。
新しいツールバーはページにアクセスしたときに表示され、保存、検索、共有の3つの機能が表示されています。
また、3つの項目が移動したことで画面上部もスッキリとしました。この新しい UI は Google レンズや「かこって検索」で開いたページには表示されず、Google アプリから検索または Discover でアクセスしたページのみに表示されます。なお、この下部のツールバーもスクロールし始めると上のバーと同じように消えるため、煩わしさはほぼありません。
Chrome を開くまでもなく、ホーム画面の Google ウィジェットなどからさっと検索して、いくつかの検索を繰り返したり、システム共有シートにアクセスして他の人に共有もしやすくなりました。
現在、この変更は最新の Google アプリ ベータ版 (v16.1.38) で確認されており、テストとして表示されているようです。そのため、まだ広く展開されていない可能性があり、安定版にも展開はされていません。