Google は昨年7月にウェブ版 Google ドライブで PDF を表示しながら Gemini サイドパネルを使う機能を導入しました。今回、Google はドライブから PDF を確認するときのエクスペリエンスを向上させるため、ドライブのサイドパネルにある Gemini を、ドライブのオーバーレイファイルプレビューでも利用できるように統合したことを発表しました。
以前までは、Google ドライブの PDF ビューアーで Gemini を使うためには、PDF を開く設定を「プレビュー」ではなく「新しいタブ」にする必要がありました。しかし、今回の変更によって「プレビュー」設定のままでも Gemini を操作することができるようになりました。
この変更により、プレビューで複数の PDF ファイルを切り替えながらドライブ内の Gemini で AI 機能を活用することができます。プレビュー内でも次のような機能を利用することができます。
- 長くて複雑なPDFの概要を素早く把握
- PDFコンテンツを使用して、学習ガイドや電子メールの下書きなど、何か新しいものを作成します。
- @フォルダ内のファイルを要約する
サイドパネルで Gemini にアクセスするためには、Google Workspace 管理者がスマート機能とパーソナライゼーションを有効にできるようにする必要があります。また、Gemini Business / Enterprise / Education / Education Premium アドオンを備えた Google Workspace ユーザーか、Google One AI プレミアムユーザーが利用可能です。
この機能は即時リリースおよび計画的リリースドメインで、2025年1月9日から最大3日かけて完全に展開されます。
Source Google Workspace Updates