Android と Apple のデバイスを探すネットワーク向けの紛失防止タグ(トラッカー)メーカーの Pebblebee から、紛失したアイテムを見つけてもらった場合に簡単に返送してもらえるようにする、新しいアイテム追跡システムの「Link」をリリースしました。
Pebblebee Link は、物理的な QR コードとプライバシーを重視した位置情報を使用します。事前に用意された QR コードステッカー(Link Label)を落としたときに困るものに貼り付けておくことで、紛失したときに誰かが見つけた場合、その人が Link の QR コードをスキャンすることで落とした人への連絡や返却の手配に役立つというものです。
Pebblebee によると、スマートフォンで Link Label (QRコード)をスキャンして登録し、任意のアイテムに貼り付けます。その後、もしそのアイテムを紛失してしまったとき、誰かがそのアイテムを見つけたら QRを コードをスキャンすれば、その場所や写真、メッセージなどとともに返送の指示などを通知することができます。この通信は Pebblebee のプラットフォームを使用し、個人情報を非公開にしながらスムーズな返送手続きができるとしています。
つまり、Pebblebee で言えば Clip、Card、Tag といった Bluetooth トラッカー(紛失防止タグ)のようにアクティブにトラッキングするのではなく、QR コードが読み込まれたときのみアクティブになります。また、単なるQRコードステッカーなので、様々なアイテムに貼り付けることができます。
米国ではすでに販売を開始しており、価格は5個セットが8.99ドル(1,500円)、20個セットは27.99ドル(3,300円)となっています。