Samsung は今年発売した Galaxy Z Fold 6 および Galaxy Z Flip 6 の売上が予想よりも下回ったことから、次期折りたたみ式スマートフォンの Galaxy Z Fold 7 および Galaxy Z Flip 7 の生産計画を引き下げる予定であると報じられています。
これは韓国の ETNews が報じているもので、Galaxy Z Fold 6 と Flip 6 では合計820万台の生産を予定していましたが、今回の売上不振を受けて Galaxy Z Fold 7 と Flip 7 の生産を合計約500万台(Fold が200万、Flipが300万)に減らす予定であるとしています。
同報告によれば、Z Fold 6 と Z Flip 6 の売上を反映した2024年第3四半期の財務諸表は16.3％減少しており、予想よりも売上が伸びなかったことを示唆しています。これは Google や OPPO、OnePlus など他の折りたたみ式スマートフォンをリリースしているブランドとの競争が激化したためと推測されています。
一方、Galaxy S25 シリーズの販売予想は高くなっており、目標出荷台数は3,740万台と Galaxy S24 シリーズの3,500万台から約7％増加しているとしています。また、同報告のなかでも Galaxy S25 Slim についても触れられており、これが300万台を計画しているようです。
なお、2025年の折りたたみ式スマートフォンの予測を下方修正したのは Samsung に限らず、中国のメーカーも計画を変えていると言われています。
