Google が Android Auto および Android Automotive 向けにサポートされているアプリカテゴリに「天気」を追加していることが報告されました。これにより Android Auto で天気アプリを使用すると、現在の場所やルートに沿った天気情報を確認できるようになります。
Android Auto と Android Automotive 向けのアプリは、安全上の理由などから Google がインストールできる種類を制限しています。Google はサポートされるアプリを個別ではなくカテゴリごとに定めており、今回 Google は新たに「天気」のアプリのカテゴリを追加したことで、Android Auto 上で天気アプリを使用することができるようになりました。
Android Auto の天気アプリは、現在地やルート案内中に関連の天気を表示することができ、A地点からB地点までの移動に役立つナビゲーション機能も提供することができます。
ただ、現時点ではベータ版として提供されており、社内、クローズド、オープンのテスト環境に制限されています。製品版としての提供は「後日」可能になるとされています。しかし、公式の天気カテゴリはまだベータ版ですが、Android Auto と Android Automotive 向けの天気アプリは Google Play ストアで少なくとも2つが提供されています。
1つは「Weather & Rader」という天気アプリであり、昨年初めから利用可能でした。もう1つは「MyRadar気象レーダー」というアプリで、これは今年から利用可能になっています。これら2つのアプリはダウンロードできますが、これ以外のアプリは正式に Android Auto 対応としてリリースされるまで待つ必要があります。