Wear OS 5 のアップデートで Pixel Watch の振動が弱くなる問題は現在も未解決

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Google は今年9月に Pixel Watch シリーズに向けて Wear OS 5 をリリースしましたが、いくつかの問題があって一時的に停止され、その後11月に再開されました。しかし、最初の Wear OS 5 へのアップデートで確認されている、初代 Pixel Watch で発生したスマートウォッチのバイブレーションが極端に弱くなるという問題は現在も未解決のままとなっているようです。

これは Pixel Watch 1 の一部のユーザーから、アプリや通知から受けるバイブレーションがほとんど感じられなくなり、実質的に役に立たなくなったという報告が数ヶ月前から寄せられています。この問題は初代 Pixel Watch を Wear OS 5 にアップデートした後から発生しており、最初の9月のアップデートで問題視されたため、11月に再開したときには修正されていることが期待されましたが、残念ながらそうはならなかったようです。

ただ、この問題はサードパーティアプリを使用している場合、それらのアプリからの通知などに影響するだけで、通知などのシステムレベルには影響していないことが指摘されています。しかし、サードパーティアプリで振動フィードバックに依存しているアプリ(Sleep as Android や 血糖値モニターの Juggluco などが例に挙げられている)は致命的な問題となっています。

IssueTracker の投稿では Google は10月にこの問題を認めており、チームに共有されましたが11月のアップデートでも解消されておらず、また Google からのその後の更新はありません。

一部のユーザーがサポートに問い合わせたところ、リファービッシュ品の交換を提案されるか、交換や返金を拒否されたケースもあるようです。

いずれにしても Google が修正のスケジュールなども明らかにしていないため、この問題がいつ解決されるかはわかりません。もし初代 Pixel Watch を使用していて問題を抱えている場合には、仕方ないので Pixel Watch 3 や Galaxy Watch などに買い替えるほうが早いと思われます。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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