Google は予定よりも1週間遅れて、Chromebook などの ChromeOS デバイスに向けて最新のメジャーアップデートとなる ChromeOS 131 をリリースしました。このアップデートにより、サポートされているほとんどの Chromebook などのデバイスは ChromeOS 130.0.6723.126 から ChromeOS 131.0.6778.96 へと更新されます
記事執筆時点ではリリースノートは公開されていませんが、Chrome Enterpise および Education の管理者向けに ChromeOS 131 の機能に関する情報はすでに公開されています。
これによれば、ChromeOS 131 でユーザー向けに導入される機能は少なく、「セーフティリセット」と「点滅による通知」という2つの機能の追加されました。また、Google カレンダーウィジェットのマルチカレンダーサポートも復活したようです。
アップデート状況を確認したところ、今回は主要なデバイスで特に遅れのあるデバイスはなさそうでした。しかし、1週間遅れで ChromeOS 131 が展開されることになりましたが、来年1月14日には ChromeOS 132 のリリースが予定されています。どこかで帳尻を合わせるのか、このまま遅れるのか不安なところですね。
なお、Windows と Mac、Linux 向けのデスクトップ版 Chrome ブラウザも安定版チャンネルが 131.0.6778.139/.140 にアップデートされており、以下の3つのセキュリティ修正が含まれています。
- [$55000][ 381696874 ]高CVE-2024-12381: V8 の型の混乱。2024-12-02 に Seunghyun Lee (@0x10n) によって報告されました
- [TBD][ 379516109 ]高CVE-2024-12382: Translate での解放後使用。2024-11-18に QI-ANXIN グループの TIANGONG チームの Legendsec の lime(@limeSec_) によって報告されました。
- [ 383165073 ] 内部監査、ファジング、その他の取り組みによるさまざまな修正
ChromeOS 131 のリリースノートが公開されるか、新しい変更を確認した場合には追記または新たにまとめます。