Qualcomm はフラッグシップ向けの Snapdragon 8 Elite をリリースしていますが、以前に噂をお伝えしたように性能と価格を抑えたミッドレンジの Snapdragon 8s Elite チップもリリースされる可能性があります。今回、Weibo のリーカー Digital Chat Station が Snapdragon 8s Elite を示す SM8735 チップに関する詳細を明らかにしました。
この情報によれば、新しい SM8735 (Snapdragon 8s Elite) プロセッサは Snapdragon 8 Gen 2 よりも強力だが、Snapdragon 8 Gen 3 よりは劣ると伝えています。また、このチップを搭載した最初のスマートフォンは4月に発売される可能性があり、このなかには7,000mAhバッテリーを搭載するものもあるとしています。
一方、同じくリーカーの Yogesh Brar 氏も、Snapdragon 8s プロセッサだけでなく新しい Snapdragon 7 Plus チップセット (SM7775) も登場することを伝えています。これらのチップは2020年3月にリリースされ、Qualcomm のカスタム Oryon CPU ではなく Arm Cortex CPU コアが搭載される可能性が高いとしています。
なお、先日 Weibo で別のリーカーが Snapdragon 8s Elite を搭載するデバイスは Xiaomi Civi 5 (Pro) になる可能性が示唆し、同様に3月か4月のリリースの可能性があるとしていました。
いずれにしても Snapdragon 8s Elite はハイエンドよりも少し控えめになるものの、コストの面を考慮すると手頃な価格でフラッグシップクラスのスマートフォンを求めているユーザーに悪くない選択肢になりそうです。