Geekbench に Snapdragon 8 Elite を搭載した Samsung Galaxy S25+ のベンチマークが再び登場し、前回の登場よりもわずかにスコアアップしており、Exynos 2500 を搭載したモデルよりも大きく上回っていることが再確認されました。
前回は9月末に Snapdragon 8 Elite (当時は Snapdragon 8 Gen 4 として予想)が搭載された Galaxy S25+ が登場しており、11月初めには Exynos 2500 を搭載した Galaxy S25+ モデルも登場していました。今回、再び Snapdragon 8 Elite を搭載したモデル｢samsung SM-S926U｣が登場し、シングルコアスコアが3,160、マルチコアスコアが9,941という結果になっています。
ベンチマークの情報から、使用されているチップセットの周波数が4.32GHzよりも高い4.47GHzで動作していることが確認されるため、Snapdragon 8 Elite for Galaxy チップである可能性があります。
このほかに、Android 15 で動作していることや前世代の Galaxy S24+ と同じ 12GBRAM を搭載することが確認できます。
前回のスコアはシングルコアが3,054、マルチコアが9,224となっていたため、誤差と言えるかもしれませんがわずかにスコアが向上しました。一方、Exynos 2500 チップはシングルコアスコアが2,359、マルチコアスコアが8,141であったので、シングルコアでは約22%、マルチコアでは約12%の差があります。ただ、ベースモデルの S25 に近いスコアではあります。
なお、これまでにベンチマークでは Snapdragon 8 Elite (8 Gen 4) を搭載した Galaxy S25 Ultra も登場しています。
最終的に Samsung が Galaxy S25 シリーズで Exynos 2500 を投入するかはわかりませんが、現状では S25 シリーズはすべて Snapdragon 8 Elite (for Galaxy) チップを搭載すると言われています。もし Exynos を搭載するとすれば、一部の地域で Galaxy S25 と Galaxy S25+ に採用される可能性があります。
ベンチマークとはいえ数値の差が大きくなってしまうと、Exynos チップを採用されたデバイスを購入するユーザーは割に合わない気がしますね。
via Gizmochina
