Qualcomm が投資家向けの説明会にて、700ドル未満の手頃な価格の Windows デバイス向けとなる新しい Snapdragon X チップセットのリリースを予告しました。現時点でこのチップの名称は確定していませんが、おそらく Snapdragon X とシンプルな名前になると予想されています。
現在、Qualcomm の Windows 向けチップセットでは12コア CPU 構成の Snapdragon X Elite と、8コアまたは10コア CPU 構成の Snapdragon X Plus を提供しています。新しい Snapdragon X はより手頃な価格向けとなるため、おそらく6コア CPU を採用する可能性も考えられます。
一方、手頃な価格のチップでも上位モデルに搭載されているものと同じ NPU を搭載することは明らかにされています。これにより、新しい Snapdragon X チップを搭載したノートパソコンも Copilot+ PC ブランドと名乗ることもできますが、この場合は 16GBRAM DDR5 と 256GB SSD が最小要件として求められます。
現状では新しいチップセットの詳細は明らかにされておらず、正式発表は間もなくとされていますが、いつリリースされるかは不明です。タイミング的には来年の CES などで発表される可能性があります。
Source Qualcomm