Android 16 DP1 で「通知クールダウン」が再び登場。同じアプリからの連続通知を抑える機能

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Google は Android 16 の最初の Developers Preview をリリースしました。このバージョンでは同じアプリから連続して通知を受けたとき、通知音量を徐々に下げるという「通知クールダウン」が導入されていることが報告されました。

この機能は Android 15 Developers Preview で初めて登場しましたが、安定版リリースやその後の QPR (四半期ごとのプラットフォームアップデート)でも展開されませんでした。しかし、Android 16 DP1 で再びこの機能が登場しており、大量の通知を受け取るユーザーには朗報となります。

Android 16 DP1 では、[設定] > [通知] > [Notification cooldown (通知のクールダウン)] という設定ページが追加されており、この機能を有効にすると、同じアプリから連続して届く通知の音量を徐々に下げることができます。

[原文] When you receive many notifications within a short time, your device will lower its volume and minimize alerts for up to 2 minutes, Calls, alarms, and priority conversations are not affected.

[翻訳] 短時間に多くの通知を受信すると、デバイスは音量を下げ、最大 2 分間アラートを最小限に抑えます。通話、アラーム、優先会話には影響しません。

説明にあるように、Android デバイスが短時間に大量の通知を受け取った場合に、最大2分間のアラートを最小限に抑えます。このとき、短い時間に受信した通知の数がカウントされ、設定されたしきい値を超えると機能しますが、しきい値を変更することはできないようです。DP1 ではデフォルトでオンになっています。なお、通話とアラーム、優先度の高いアラートはミュートになりません。

この機能は Pixel スマートフォンに限らず、Android デバイスで連続した通知に悩まされるユーザーには良い変更です。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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