Google は今年8月にアシスタントが Gemini ベースに切り替わることを正式に発表していますが、これまでのようにスマートフォンやタブレットだけでなく、スマートホームデバイスも Gemini に置き換わっていく予定です。
このうち、最初にスマートスピーカーとスマートディスプレイに内蔵されている Google アシスタントが Gemini に置き換わる予定で、9to5Google が Google Home アプリ内から発見した情報によって、改良されたアシスタントとその新機能についてヒントのなるテキストが確認されています。
発見された情報によれば、「より豊かな応答」、「新しい音声」、「理解度の向上」という3つの機能について確認され、次のような説明が含まれているとしています。
- より豊かな応答 : 複雑なトピックを迅速かつ明確に要約して考えます。
- 新しい音声 : より自然な音声により、デバイスとのやり取りがロボット的ではなくなります。
- 理解度の向上 : 一時停止したり、複数の質問をしたり、考えを変えたりしても、新しいアシスタントは会話を続けることができるはずです。
Google が正式に発表したものではなく、アプリ内のテキストから発見されたものですが、どのような機能が追加されるかを示しており、Google はこのアップデートの準備を進めていることは明らかです。
ここ数年、スマートホームデバイスの Google アシスタントはイマイチな挙動が多くなっているため、ここで Gemini が導入されることでこういった挙動の改善を期待します。とは言え、現時点ではまだ正式にリリースされている内容・機能ではないため、今後どのようになるかはわかりません。