Google は先日発表しているとおり、スタンドアロンの Gemini ウェブアプリ ( gemini.google.com ) をほとんどの Google Workspace エディションに含まれるようになったことを発表しました。また、エンタープライズグレードのデータ保護も提供を開始しており、ユーザーは Ai アシスタントを業務で活用しつつ、安全かつコンプライアンスを遵守して作業を行うことができるようになります。
エンタープライズグレードのデータ保護を備えた Gemini アプリは、次の Google Workspace ライセンスユーザーが、本日から利用可能になります。
- Business Starter, Business Standard, Business Plus
- Enterprise Starter, Enterprise Standard, Enterprise Plus
- Frontline Starter, Frontline Standard
- Essentials, Enterprise Essentials, Enterprise Essentials Plus
- Education Standard, Education Plus
- Google Workspace for Nonprofits
今回の変更では Gemini アプリは Google Workspace のコアサービスの1つとなり、既存の Google Workspace または Google Workspace for Education に含まれるようになりました。また、Gemini のプロンプトやデータ、生成された応答は人間のレビュー担当者によってレビューされたり、許可なく生成 AI モデルの改善に使用されることはありません。
ただし、エンタープライズグレードのデータ保護を備えたコアサービスとしての Gemini アプリは、Gemini for Workspace ライセンスを適用したユーザーかつ対象となる Google Workspace エディションを使用しているユーザーとなります。
また、変更の一環として、管理コンソールの Gemini アプリのサービス設定が1つのチェックボックスに移行されます。
これらの変更は即時リリースドメインおよび計画的リリースドメインで2024年10月25日から、15日以上かけて拡張展開されます。詳細についてはこちらをご覧ください。