Android 15 for Business で従業員向けのセキュリティと管理の新機能がリリース

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Google は Android 15 へのアップデートで従業員向けにエンタープライズグレードのセキュリティと管理機能を提供する新機能をリリースしました。これらは Android 15 for Business として、従業員とデバイスの保護を強化や企業所有デバイスの管理を強化することができます。

新しいセキュリティとプライバシーの機能により、IT管理者は企業データや従業員データ、デバイスを安全に保つことができます。

  • Android の盗難保護機能で盗まれたデバイスを保護 : デバイスが盗まれた場合に、組み込みの保護機能を使用して個人データを保護することができます。これには盗難検出ロック、オフラインデバイスロック、リモートロックの3つの機能が含まれます。Android 10 以降を実行しているデバイスで利用できます。
  • 個人プロファイル内のプライベートスペース : 個人プロファイル内にロック解除にパスワードまたは生体認証が必要な「プライベート スペース」を作成し、外出先で作業するときでも仕事用デバイス上に機密性の高い個人用アプリを保護することができます。
  • 改善された監査ログでセキュリティログの確認 : イベントが Logcat から SecurityLog に移行されたことで、管理者はセキュリティログを確認し、脆弱性の特定やコンプライアンスの確保がしやすくなります。

続いて企業所有のデバイスにおいて、eSIM を管理したり、個人プロファイル内のアプリのセキュリティ構成、デバイスのパフォーマンスを最大化する新しいコントロールなどが追加されています。

  • 管理対象デバイスでの eSIM 管理の簡素化 : 仕事用の管理対象デバイスで、eSIM をプロビジョニングおよび削除する機能が導入されました
  • 仕事用プロファイル外のアプリにセキュリティ制限を適用 : 既存の個人アプリのポリシーを会社所有のデバイス上のプライベートスペースに拡張することができます。コアアプリのプライバシー保護セキュリティは今後発表される予定です
  • 個人プロファイルのデフォルトを適用 : 会社所有のデバイス上で個人プロファイルのデフォルトメッセージアプリなどを設定することができます
  • かこって検索を使用した仕事用アプリ内の検索を有効化 : かこって検索を使用すると従業員は Android デバイスのアプリ内で検索したい項目を丸で囲むなどでいsて検索できるようになります。必要に応じて、この機能を無効にすることもできます。
  • Android デバイスのコントロール : 管理者は企業所有の Android デバイスの画面の明るさ、明るさモード(ダーク/ライト)、タイムアウト設定などを変更することができるようになります

これらの変更は Android 15 へのアップデートによって提供されますが、一部の機能は今後展開が予定されているものも含まれています。詳細についてはこちらをご覧ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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