Android タブレットには数年前からタスクバーが導入されており、新しいアプリを起動したりアプリを切り替えたりすることが簡単になりました。現在、Google はタスクバーをもう少し使いやすくするために、最近使用したアプリを表示することでよりアプリにアクセスしやすい環境を整えようと取り組んでいるようです。
Google は2022年に Android 12L のリリースとともにタスクバーを導入し、現在に至るまでいくつかのアップデートが行われています、Android 13 QPR2 からはデフォルトで非表示になり、ナビゲーションハンドルを上にスワイプすると一時的に表示することができますが、Android 15 ではさらに常にタスクバーを表示するオプションも追加される予定です。
タスクバーはシステムランチャーアプリの一部であるため、表示されるアプリはホーム画面のドックと同じものです。Pixel デバイスのタスクバーにはドックに固定されたアプリが最大6つと、提案されたアプリが2個表示されます。提案されたアプリについては、頻繁に使用するアプリや使用状況により変動し、「最近使用したアプリ」が必ず表示されるわけではありません。
今回、Android Authority が Android 15 QPR1 Beta 2 でタスクバーに Pixel ランチャーの機能の1つであるアプリの提案と最近使用したアプリを入れ替える機能に関するコードを発見しました。これにより、タスクバーに表示される追加の2つのアプリは、提案されたアプリではなく最近使用した2つのアプリに置き換えられるようになります。
とは言え、Google はこの機能を有効にしているわけではなく、今後のリリースで利用できるようになるかは不明です。ただ、最近使用したアプリを表示するほうがシステムで提案されるアプリよりも便利ではあるため、登場すればタスクバーがより使いやすくなると思います。