Google Play 開発者サービスは Android デバイスの根幹を含む様々な機能に利用されていますが、最近のアップデートによって「Google Play 開発者サービスによるデータの使用」というページから、データ使用量と、データを使用するサービスの内訳を確認できるようになりました。
データの使用量と内訳を確認するには、Google Play 開発者サービスのアプリ情報ページに移動し、[モバイルデータ使用量] > [アプリの設定] に移動します。なお、このページは9月中旬に公開されたようで、カスタムの日付を利用しても9月20日よりも前のデータを確認することはできないようです。
このページではモバイルと Wi-Fi に分けられた使用量と、データを使用するサービスがカテゴリごと表示されています。各項目をタップすると各項目の説明ページに移動します。以下にいくつかの例を紹介しておきます。
- デバイスの接続 : 自動車、ウォッチ、Chromebook など、他のデバイスに接続するためのサービス
- システム管理 : システムサービスを最新の状態に保ち、デバイスのパフォーマンスを向上させるためのサービス
- システム診断 : デバイスやサービスに関するデータを収集し、デバイスの操作性を改善するためのサービス
- セキュリティ : パスワードの暗号化、デバイスのロック、迷惑電話のブロック、紛失したデバイスの探索など、セキュリティ機能向けのサービス
- デベロッパー機能 : アプリ デベロッパーがアプリの利便性と信頼性を高めるために追加できる機能向けのサービス
- 広告の安全性 : 広告表示設定を管理し、広告スパムを防ぐためのサービス
- ウォレット : 非接触型決済など、このデバイスで行った購入の支払いを行うためのサービス
- Google 自動入力 : パスワードやお支払方法など、情報を入力するためのサービス
- アカウント管理 : Google アカウントに安全にログインし、管理しやすくするためのサービス
- 連絡先 : 連絡先を Google アカウントや他のデバイスと同期するためのサービス
この他にもいくつかの項目が含まれています。このページをわざわざ見ることはないかもしれませんが、バックグラウンドで何が行われていて、どれくらいデータ量を使用したかを確認できるということは覚えておいて損はないと思います。