RCS は Google が以前から Google メッセージ経由で Android ユーザーに提供しており、Apple も iOS 18 から正式に導入することになりました。スマートフォンでの RCS の利用は改善が進んでいますが、スマートウォッチに関してはかなり遅れています。しかし、新しい報告によれば Google は Wear OS デバイスでも RCS メッセージのサポートに取り組んでおり、Google メッセージアプリのアップデートを通じて、Weara OS スマートウォッチにスタンドアロンの RCS 機能を導入する可能性があるようです。
この情報は AssembleDebug が Android Authority で投稿したもので、Google メッセージ ベータ版 v20240926 では、スタンドアロンの RCS 機能が Wear OS スマートウォッチに導入されることを示すフラグが追加されていることが発見されました。このフラグには、RCS、RCS 設定、音声メッセージという3つが含まれています。
ただ、現時点ではこれらの機能をテストすることができず、実際にどのようになるかは残念ながらまだわかりません。しかし、Google は Wear OS だけで RCS メッセージを送受信できるようにする取り組みを行っていることだけは確実のようです。
いまは Wear OS デバイスから直接 RCS メッセージを送受信することはできず、接続されたスマートフォンが近くにある必要があります。しかし、スタンドアロンの RCS がサポートされれば、スマートフォンが近くになくても RCS メッセージの送受信が可能になります。Wi-Fi と LTE の両モデルでサポートされるかはわかりませんが、RCS は電話回線ではなくデータ接続のみが必要になるため、どちらもサポートされる可能性は高いと思われます。
