米国では YouTube と YouTube Music で「SESAC」のライセンス切れにより曲が減る

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米国では Google と SESAC (米国の大手レコードレーベル) とのライセンス契約に関する問題の影響により、YouTube と YouTube Music から大量の曲が削除されていることが報告されています。

これは過去数日間、米国の YouTube Music ユーザーから感嘆符(!)のついた曲がリストで表示されるようになり、再生またはタップできないという問題が相次いで報告されています。また、全画面では再生中に「この曲は利用できません。この動画には SESAC のコンテンツが含まれています。お住まいの国ではご利用いただけません。」というエラーメッセージが表示されるようになっています。

この問題について、YouTube は正式に SESAC とのライセンス契約が継続せず、著作権法に從い SESAC と関連しているコンテンツを米国の YouTube でブロックしたことを伝えています。

SESAC は Adele、R.E.M.、Jack Harlow、Bob Dylan、Neil Diamond といったアーティストがおり、合計150万曲以上を所有している大手のレコード会社です。今回の影響を受けたアルバムは、YouTube Music のアーティスページにまだ表示されていますが、再生できなかったり、一部の曲は再生できてもほかは削除されているといったことが起きているようです。

日本には特に影響はなさそうですが、いつライセンス問題に巻き込まれるかはわからないので、こういうこともあり得ることは頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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