現在、ベータプログラムユーザーに展開されている Android 15 QPR1 Beta 2 の隠された機能として、「Mouse Key」と呼ばれるキーボードのアクセシビリティ機能があり、この機能が有効になるとテンキー(Numpad)を使ってマウスカーソルを移動できるようになる可能性があるようです。
この報告は Mishaal Rahman 氏が Android Police で投稿したもので、最新の Android 15 QPR1 Beta 2 では Android の物理キーボードの設定ページに「Mouse Key」という4つ目のオプションが追加されていることを発見しています。
このページは Android デバイスを物理キーボードに接続すると、[設定] > [キーボード] > [物理キーボード] からキーボードレイアウトの変更やショートカットの確認、修飾キーの動作変更を行うことができます。Android 15 ではアクセシビリティ機能の設定も追加され、スティッキーキー、バウンスキー、スローキーという3つのオプションも変更できます。今回の機能はこの3つの追加設定にさらに追加されました。
これによりテンキーを備えている外付けキーボードを使っている場合、各数字を使ってカーソルを移動できるようになるはずです。
今回の報告では、Android 15 QPR1 Beta 2 を実行している Google Pixel 9 で機能を有効にできたものの、まだ完全に動作しているわけではなく開発中の機能となっているようです。このまま順調に開発が進めば、この機能は12月の Android 15 QPR1 のアップデートでリリースされる可能性があります。