HMD Fusion が海外で発表。モジュール式採用で修理のしやすい手頃な価格の Android スマホ

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HMD Fusion が発表

これまで Nokia ブランドのスマートフォン製造を手掛けていた HMD のオリジナルスマートフォンから、新しい HMD Fusion が発表されました。

この HMD Fusion は「Fusion Outfits」と呼ばれるモジュール式を採用しており、スマートフォンの見た目を変えるだけでなく修理したり交換したり、または新しい機能を追加できる点が大きな特長です。背面のポゴピンを利用するため最近のデバイスでは CMF Phone 1 と似ていますが、ケースではなく着脱式アクセサリーに重点を置いているため、現在はなくなってしまった Motorola の Moto Mods に近いものです。

HMD Fusion は 90Hz リフレッシュレートを備えた6.56インチ 1612×720 解像度ディスプレイ、Snapdragon 4 Gen 2 と最大8GBRAM、最大256GB ストレージ、最大1TBまで拡張可能な MicroSD カードスロットを備えたエントリークラスのスマートフォンとなります。なお、RAMは仮想RAM機能で4GB〜12GBを追加できます。

リアカメラは 108MP AF/EIS 搭載メインカメラと 2MP 深度カメラ、フロントカメラには 50MP が搭載されています。バッテリーは33W有線充電に対応した5,000mAhを搭載を搭載します。

この他には Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.1、NFC、aptX Adaptive Audio / OZO Audio / ハイレゾワイヤレス、側面指紋センサと顔認証、IP54 防水などをサポートし、Android 14 と最大2回の OS アップグレード(Android 16 まで)、3年間のセキュリティアップデートが提供されます。

ただし、バッテリーやその他のコンポーネントは iFixit が7年間はデバイスの部品を供給する予定であるとするため、デバイス自体の寿命はかなり長くなります。

HMD Fusion の価格は199ポンド/249ユーロ(約4万円)となっています。なお、米国でも2025年第4四半期に299ドルで発売される予定です。

目次

スペック

OSAndroid 14
ディスプレイ6.56インチ
1612×720
90Hz
600nits
CPUSnapdragon 4 Gen 2
RAM6GB
8GB
(+仮想4〜12GBRAM)
内部ストレージ128GB
256GB
外部ストレージmicroSD (最大1TB)
リアカメラ108MP メイン (AF, EIS)
2MP 深度
フロントカメラ50MP
ネットワーク5G/4G-LTE
Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.1
NFC
ポートUSB-C
バッテリー5,000mAh
33W 有線急速充電
その他側面指紋センサ
顔認証
aptX Adaptive Audio
OZO Audio
Hi-Res Wireless
eSIM
IP54
iFixit による修理部品供給
最大2回の OS アップデート
3年間のセキュリティアップデート
サイズ164.15×75.5×8.32mm
重さ202.5g
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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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