日本HPから2機種目の Chromebook Plus モデルとなる「HP Chromebook Plus 14 (14a-nf0000)」が発売されました。公式ストア販売価格は99,000円となっています。
この新しい HP Chromebook Plus 14 は、今年4月に日本で販売を開始した Intel N100/N200 プロセッサを搭載する Chromebook 14a シリーズの最上位モデル(スーペリアモデル)として位置しており、CPU と RAM、ストレージ、ウェブカメラ以外の性能や機能は共通しています。CPU には Intel Core i3-N305 プロセッサを搭載します。
なお、こちらのモデルはクラムシェルタイプになりますが、コンバーチブルタイプで同じ Core i3-N305 を搭載した HP Chromebook Plus x360 14b はすでに4月に国内発売済みです。
「HP Chromebook Plus 14」のスペックは次のとおりです。
スペック
ディスプレイ | 14インチ IPS 1,920×1,080 タッチ対応 |
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CPU | Core i3-N305 |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 256GB UFS |
外部ストレージ | – |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 3.5mm Audio |
Webカメラ | True Vision 1080p フルHD Webcam (約207万画素) |
ネットワーク | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 最大11時間 |
サイズ | 325.7 × 215.5 × 18.2mm |
重さ | 約1.45kg |
ストア価格 | 99,000円 |
N100とN200 を搭載した通常の HP Chromebook Plus 14 との違いは、CPU が Core i3-N305 を搭載していること、ストレージが256GB UFS ストレージになっていること、ウェブカメラが Chromebook Plus 基準を満たす 1080p にアップグレードされていること、バッテリー駆動時間が11時間に減っている(他は12時間)ことが挙げられます。
また、本体カラーがグレイシャーシルバーではなくメテオシルバーになりました。それ以外のディスプレイ、ポート、機能、サイズ等々といった点は同じです。ただ、スペックシートを見ると USB-C ポートの記載が1つだけになっています。ページ上では2つのはずなので、シート側が間違っているはず。
コンバーチブルの HP Chromebook Plus x360 14b が110,000円という価格設定に対し、クラムシェルの HP Chromebook Plus 14a は99,000円なので、タブレットやテントモードでの利用がなければクラムシェルでも問題はありません。しかし、価格がやや高めの設定になっているため、少し選択肢として悩ましいです。
というのも、同じ Core i3-N305 を搭載した Acer Chromebook Plus 514 は79,800円(記事執筆時点ではAmazonで72,545円)で販売されており、Core i3-1215U を搭載した ASUS Chromebook Plus CX34 はより手頃な価格の72,545円(記事執筆時点ではAmazonで65,900円)で販売されているなど、価格だけで見ると正直分が悪いです。
指紋センサやプラスアルファの機能があればまた違ったと思いますが、HP Chromebook Plus 14a を購入する際には他のモデルと比較をして、価格にも納得がいった上で購入することをおすすめします。