今年後半にリリースが予定されている Android 15 安定版に向けて、Google は Android 15 の最初の四半期ごとのアップデートとなる QPR1 のベータ版をリリースしました。この Android 15 QPR1 Beta 1 では、ユーザー向けの変更はあまりないようですが、その裏ではいくつかの新機能などの導入に向けた準備が行われていることが確認されています。
Android Authority の報告によれば、新しい Android 15 QPR1 Beta 1 のコードの中から外部ディスプレイの設定ページに関する情報を発見したとしています。このページでは、外部ディスプレイの解像度や回転を操作に関する内容が含まれており、Android では外部ディスプレイに接続されているときに回転または解像度を変更すると、現在実行中のアプリが停止する可能性があるという警告文も発見されました。
さらに実際に外部ディスプレイ設定ページを有効にできたとしており、ページはスマートフォンが外部ディスプレイに接続されるたびに[設定] > [接続設定] に表示されるとしています。ここでトグルを切り替えると、外部ディスプレイからデバイスの接続を外すことなくミラーリングを停止または開始することができます。また、ディスプレイの解像度と回転のページでは、解像度と向きを変更することができます。
現時点ではこれ以上のことはできないようですが、Android 15 では新しいデスクトップモードの開発に取り組まれていることが報告されており、外部ディスプレイの解像度等の設定ができるようになるのは自然な流れだと思います。
少なくとも Google は Pixel スマートフォンにおいてデスクトップモードの改善に取り組んでいることは確かであり、今後も改善していくことが期待できます。
