Android の Gemini モバイルアプリでは、ついに Google アシスタントのルーティンを利用できるようになりました。ただし、すべてのルーティンが実行できるわけではなく、アクションの一部は Gemini ではまだ利用できません。
Google は Gemini のヘルプページを更新しており、Gemini がスマートフォンのデフォルトのデジタルアシスタントとして設定されている場合、音声を使用してルーティンを開始できるようになりました。ただし、特定の時間や場所で指定する開始条件や音楽、ラジオ、ポッドキャストの再生やフィットネス・睡眠の統計を共有するなどのアクションが含まれている場合はスキップされます。
また、音声でのみルーティンが利用でき、Gemini アプリから直接コマンド入力してルーティンを呼び出すことはできません。さらにルーティンは Gemini が処理するのではなく、Google アシスタント経由で実行されることに注意が必要です。
Gemini アプリはルーティンを実行する以外にも、新しく追加したり編集する機能も追加されました。これは Gemini アプリを開いて右上のプロフィール画像をタップし、[設定] > [Gemini における Google アシスタント機能] > [ルーティン] から行えます。
私の Pixel Fold でも確認したところ、Gemini アプリ内にルーティンの項目が追加されており、新規作成は編集、実行することができました。
多少の制限はありますが、デフォルトを Gemini アプリのままでルーティンが簡単に開始できるようになったことは良い変化だと思います。一方、まだサポートされていない機能では、通訳モードとメディア サービス プロバイダ(音楽ストリーミングやポッドキャスト、ラジオなどの操作)があります。