Google は二段階認証に必要な6桁の数字コードを生成できる Google Authenticator アプリのアップデートを行い、Material You デザイン採用による再設計といくつかの新機能を導入していることが報告されました。
今回のアップデートによって、Material 3 デザインが導入され、アカウントの検索機能やアカウントの切り替えとメニューボタンを統合するなどのインターフェースの再設計も行われています。フローティングアクションボタン(FAB)のデザインも変更されます。
また、QR コードスキャナーの UI も変更されており、現在の画面から見た目が変更されるだけでなく、ライト(懐中電灯)機能のオン・オフを選択できるようになりました。セキュリティのため「画像データは共有されず、スキャン結果のみが共有されます。スキャンはデバイス上で実行され、Google は画像データやスキャンされたコードを保存しません」といった文言が明記されるようになりました。
さらにアプリを終了してから10秒、1分、10分など指定した時間が経過するとアプリをロックする機能が追加され、スマートフォンと同じロック解除を実施しなければアプリを開けないようにもできます。
これらの変更は Android アプリの Google Authenticator v7.0 で導入されますが、現時点ではまだ Play ストアでは広く展開されていません。