Google アプリに組み込まれている検索ウィジェットは、これまで検索バーの形状やロゴ、色、陰影などを変更してカスタマイズすることができましたが、最近の再設計によりほとんどのカスマイズオプションがなくなっていることが報告されました。
これまでは、Google アプリの検索ウィジェットとなる「Google」アプリをホーム画面に配置してから、Google アプリを開いてプロフィール画像をタップし、[設定] > [検索ウィジェット] > [ウィジェットのカスタマイズ] にアクセスしてカスタマイズを行うことができました。このページでは以下の4つの項目を設定できます。
- バーのロゴ : 左側に表示される[Google] またはカラフルな[G]
- バーの形状 : 角の尖った長方形、角が少し丸い長方形、より丸みのある長方形
- バーの色 : カラフルなアイコンの暗い背景、グレーアイコンの明るい背景、白いロゴに黒い背景、カラーピッカーで設定するカスタム背景
- バーの陰影 : 透明から不透明までのスライダー設定
しかし、新しい「検索ウィジェットのカスタマイズ」も設定できるページは同じですが、カスタマイズできる項目が少なくなっています。以下がその実際の設定画面です。
新しい設定では Google が用意しているカラーテーマからのみ選べるようになり、システムのデフォルト、明るい背景と暗い背景、ダイナミックカラーテーマの適用の4つとなっています。以前なかったダイナミックカラーのオプションが追加されましたが、この他に唯一調整できるのは透明度のスライダーだけとなりました。
このカスタマイズをオプションをどれくらい使っているユーザーがいたかはわかりませんが、以前ほど細かい調整ができなくなります。
現在、このウィジェットのカスタマイズの再設計は、Google アプリ ベータ版(v15.30.x)で動作する Pixel および Samsung Galaxy デバイスで確認されているようですが、まだ広くは展開されていません。