Google が Chrome でサードパーティ Cookie を無効にする計画をさらに変更

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Google は2020年に Chrome ブラウザにおけるサードパーティ Cookie を段階的に廃止していくという発表をしていますが、Google はその計画を変更し、「サードパーティ Cookie を廃止する代わりに、Chrome に新しい機能を導入し、ユーザーがウェブ閲覧全体に適用される情報に基づいた選択を行い、いつでもその選択を変更できるようにする」ことを改めて発表しました。

本来、Google の計画では2022年までに段階的に廃止する予定でしたが、その後に2023年、2024年、さらに今年4月には2025年へと3度目の延期が発表されていました。そしてこの計画を変更して「廃止しない方針」に切り替えています。

今回の計画廃止の理由については、Google はサードパーティ Cookie からの移行には多くの関係者による多大な作業が必要であったこと、パブリッシャー、広告主、オンライン広告に関わるすべての人に影響を与えることを認識していたことを伝えています。

今後、プライバシーサンドボックス API を引き続き利用可能にし、追加のプライバシーコントロールを提供する予定であり、Chrome のシークレットモードに IP 保護機能を導入する予定であることも明らかにしました。

今回の発表については Google Blog のこちらの記事をご覧ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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