Files by Google は Android デバイスにプリインストールされていることの多いファイル管理アプリで、デバイス内のファイルをダウンロード、画像、動画、音声、ドキュメントなどとして自動分類したり、ファイルを「安全なフォルダ」に隠したり、スターを付けて管理することもできます。
今回、新たな報告によれば Google は Files アプリの機能強化のためのいくつかの新機能の導入取り組んでおり、なかでもファイルを「圧縮」する機能が追加される可能性があるようです。
これは Android Authority が発見しているもので、Files by Google アプリ ベータ版 v1.4237.652465286.1 でフラグを有効にしたことで、ユーザーが Files アプリ内から直接 Zip ファイルを作成できる「圧縮」というオプションが導入されることを確認しています。
現在の Files アプリでは Zip からファイルを解凍(抽出)することはサポートされていますが、ここに圧縮がサポートされることで、複数のファイル共有やデータをアーカイブするときに便利になります。
また、もう1つの新機能では「コレクションに追加」というオプションで、ユーザーは任意のフォルダを Files アプリのホーム画面にある「コレクション」タブに固定できるようになるとしています。
いまは「スター付き」と「安全なフォルダ」のみが含まれていますが、この変更が加われば重要なフォルダに簡単にアクセスできるようになります。ただし、この機能はフォルダに限定されており、ファイルを固定することはできないようです。
この他にもベータ版では「コレクション」と「カテゴリ」の位置が入れ替わり、コレクションが上側になっているようです。
現時点ではどちらの機能も正式に展開はされておらず、開発中の機能となるため導入には少し時間がかかる可能性があります。