Apple の iOS 18 では、Google と Android デバイスとの親和性を高める RCS のサポートが含まれており、正式に展開されれば iPhone が iMassage を利用して Android スマートフォンの Google メッセージなどとの RCS チャットができるようになります。
現在、iOS 18 Beta 2 では米国の一部キャリアを利用したユーザーに限定して RCS を利用することができましたが、Beta 3 になることでさらに多くの国とキャリアで利用可能になります。
9to5Mac によれば、iOS 18 Beta 3 ではカナダ、フランス、ドイツ、スペインの iPhone ユーザーに RCS が提供されるようになり、サポートされている通信事業者は Videotron、Telus Mobility、Bell、Telefonica、SFR、O2 などが含まれています。
この機能が有効になると対象のユーザーは設定のメッセージの項目で新しい RCS トグルが表示されるようになり、デフォルトでオンになっているためユーザー側が手動で操作する必要はありません。
そのため、iOS 18 が今年の秋に正式にリリースされたとき、すべての iPhone ユーザーが RCS を利用できるようになるわけではなく、地域とキャリアによっては使用できない可能性があります。残念ながら日本のユーザーおよびキャリアでは、Beta 3 の時点でもサポートはされませんでした。
日本でも iPhone で RCS メッセージを使えるようになるまで時間がかかる可能性はあるため、それまでは他のメッセージアプリ(日本ではLINEなどが主ですが)を使うしかありません。