Google は Google コンタクトアプリに関連付けられている Google アカウントを簡単に削除できる機能を追加する新機能の開発に取り組んでいることが報告されました。また、いくつかの UI 変更もテストしており、連絡帳アプリの設定をしやすいように変更を加える可能性があるようです。
これは Android Authority と AssembleDebug の発見によるもので、Google コンタクト アプリの v4.35 で、今後登場する予定の新機能と変更を有効にできたことを報告しています。この機能が有効になると、プロフィールアイコンをタップすると Google アカウントがなくても Google 連絡帳アプリを使用するオプションがポップアップ通知で表示されます。
このオプションを選択すると、連絡先の動機が無効になり、同期された連絡先がデバイスから削除されるという注意事項が表示されます。また、Google アカウントを削除すると同期された連絡先はアプリから削除されますが、データそのものは以前リンクされた Google アカウントで引き続き利用可能であり、ユーザーは再び Google アカウントをアプリに追加することで連絡先情報を戻すこともできると書かれています。
この機能自体は新しいものではなく、現在でも設定アプリの [Google] > [Google アプリの設定] > [Google コンタクトの同期] から同期ステータスをオフにすることで Google 連絡帳アプリと Google アカウントの同期をオフにすることはできます。ただ、わざわざここまで設定しに行くという手間があるため、Google アカウントと連絡先情報を同期させずに連絡先アプリを使いたいユーザーには便利な機能となります。
また、開発中の連絡先ページの UI の変更については、いくつかの項目にアクセスしやすくするように変更が加えられています。
現在、連絡先の詳細を開いて右上の3点ドット[︙]から選択できる[共有]、[ホーム画面に追加]、[別のアカウントに移動]、[削除]という項目がありますが、これが詳細ページの連絡先の設定に移動する予定です。いまはリマインダーやブロック、ボイスメールに転送が表示されている箇所です。
これらの変更について、どのタイミングでリリースされるかはわかりませんが、今回紹介されているように機能はしているようで、大きな変更とはならないため早い段階で提供される可能性があるようです。
