Samsung は Galaxy Tab S10 シリーズを Plus と Pro の2モデルのみにする可能性が報告

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Samsung が来年初旬に発表すると言われているフラッグシップタブレット Galaxy Tab S10 シリーズに関する新たな情報として、今回の Tab S10 シリーズでは無印のモデルは存在せず、Tab S10 Plus (S10+) と Tab S10 Ultra の2モデルのみで発売する可能性が報告されました。

5月に Samsung Galaxy Tab S10+ と S10 Ultra の型番やその後にこれら2つの機種のソフトウェア(OS)の開発に取り組まれていること、そして最近では Galaxy Tab S10 Ultra のレンダリング画像もリークされています。しかし、これらのリークの間ではベースモデルになる Galaxy Tab S10 に関する情報は一切出てきていません。

今回、Android Headlines の報告によれば、韓国メディアの報道から今回の Galaxy Tab S10 シリーズではそもそもベースモデルにあたる Galaxy Tab S10 が存在しておらず、Tab S10+ と Tab S10 Ultra の2モデルのみとなることを伝えています。

これは Apple iPad Pro シリーズ対抗するための戦略的な転換であり、Samsung はより大きな OLED ディスプレイを搭載することで iPad と差別化することを目指しているようです。

2024年の iPad Pro は11インチと13インチの2モデルですが、Galaxy Tab S10+ は12.4インチ、Tab S10 Ultra は14.6インチでそれぞれ OLED ディスプレイを搭載することが示唆されています。これによりベースモデルの10.95インチは不要になったようで、次世代ではリリースしない方向で進められているようです。

一方、これまでの噂では Samsung は MediaTek のチップセットをフラッグシップの Galaxy デバイスに採用することを検討しており、先月には Galaxy Tab S10+ が Geekbench に登場し、MediaTek Dimensity 9300+ を搭載している可能性が示されています。

いずれにしても現時点の情報では、Samsung Galaxy Tab S10 シリーズでは10.95インチのベースモデルは存在せず、12.4インチの Tab S10+ と 14.6インチの Tab S10 Ultra のみがリリースされることがほぼ確定のようです。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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