Xiaomi 15 シリーズに関する噂は何度も登場していますが、新しい情報ではカメラとバッテリー、指紋センサに関する変更点が伝えられています。この情報は Weibo で Digital Chat Station が共有したもので、これまでにも Xiaomi 15 および Xiaomi 15 Pro に関するリークを行っています。
今回報告された内容では、まず Xiaomi 15 Pro のディスプレイに関するもので、これには2K マイクロカーブディスプレイが搭載され、ディスプレイ下内蔵式指紋センサは従来の光学式から超音波指紋センサに置き換わることを示唆しました。指紋センサが超音波になることで、より正確かつ素早く指紋認証されるようになります。
また、Xiaomi 15 Pro で大きな変更となる点の1つ目では、リアのメインカメラが可変絞りを廃止するとしています。昨年の Xiaomi 14 Pro には1024段階の可変絞りに対応したレンズが採用されましたが、今年のモデルではそれがなくなることが示されました。
これまでのリークでも Xiaomi 15 Pro には 1/1.3 インチセンサ OmniVision 50MP (OV50K) が搭載されると伝えていましたが、可変絞りかどうかには言及していませんでした。これはどちらかと言えばネガティブな変更点になります。
なお、これ以外のカメラについて以前から伝えられているように、50MP の3倍望遠カメラが搭載されることになるようです。残された3つ目のカメラについては明らかにされていませんが、おそらく50MPの超広角カメラになると予想されています。
一方、ポジティブな変更では Xiaomi は新しいバッテリー技術を採用することで、Xiaomi 15 Pro は 5,500mAh と大容量バッテリーを搭載しながらも、200g未満の重さになると言われています。これには負極の材料にシリコンを利用したリチウムイオン電池で、従来のリチウムイオン電池に使用されるグラファイトよりもエネルギー密度が高いことがメリットとなるようです。
現行の Xiaomi 14 シリーズは昨年10月に発表され、今年も同じかやや早めのタイミングで Xiaomi 15 シリーズがリリースされることが期待できます。ただ、Xiaomi 14 Pro は中国市場のみでグローバルには展開されず、Xiaomi 14 と Xiaomi 14 Ultra のみがリリースされました。そのため、今回の Xiaomi 15 Pro がどうなるかはまだわかりません。