Google は Google 検索における検索結果の連続ページスクロールを廃止し、従来のページ区切りのスタイルに戻すことが明らかになりました。
連続スクロールは2021年にモバイル検索から導入され、2022年にはデスクトップの検索でも導入されています。これはユーザーが検索結果のページをスクロールしていくと、Google 検索が自動的に多くの結果を読み込み続けるという機能です。しかし、ユーザー満足度が大きく向上しなかったことにより、従来のページネーションによる検索結果ページに戻すことを決定したようです。
これは Google が Search Engine Land に伝えたもので、この変更は2024年6月25日からデスクトップ検索ですでに提供されているとしており、モバイル検索でも今後数ヶ月以内で適用する予定であるとしています。なお、挙動はそれぞれ少しことなり、デスクトップの場合はページの下部にページネーションと「次へ」ボタンが表示され、モバイルユーザーの場合は「その他の結果」が表示されるようです。
Google は自動的に検索結果を読み込むエクスペリエンスがユーザー満足度に大きな影響を与えることがなく、従来の形式に戻すことで必要とない検索結果を読み込むことがなくなり、検索で早く結果を提供できると考えているようです。
いずれにしても連続スクロールで終わりのない探しものにならず、ページごとで一区切りつけることができるようになることはユーザーとしては良いことのように思います。