Google Meet のアップデートで字幕の言語サポートが拡張してベータ版で新しい言語が追加されるとともに、Gemini for Google Workspace ユーザー向けの字幕の翻訳機能における完全な言語サポートを備えた52の言語を追加したことが発表されました。
このうち字幕の翻訳の完全な言語サポートは、以前リリースされている言語に加えて新しい言語にも適用され、翻訳済み字幕は69の言語を完全にサポートし、他の言語間での字幕の翻訳が利用できるようになり、4,600 を超える言語のペアが使用可能になります。
例えば、これまで会議の使用言語を英語にしていると日本語に翻訳された字幕を表示することができましたが、使用言語を日本語に設定していると字幕の翻訳は「日本語には対応していません」と表示されて利用することができませんでした。
これが今回のアップデートによって、会議の使用言語が日本語であっても英語に翻訳でき、さらに他の言語にも翻訳できるようになります。サポートされている言語であればその逆も可能になります。
ただし、字幕を表示する機能は Google Workspace ユーザーと個人の Google アカウントユーザーが利用できますが、字幕の翻訳機能は Gemini for Google Workspace ユーザー向けとなっているため、アクセスできるユーザーは Gemini Enterprise、AI Meeting and Messaging、Gemini Education Premium のアドオンを導入しているドメインに限られています。
字幕の翻訳機能のサポート追加は即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で2024年6月21日から最大3日かけて完全に展開される予定です。
Source Google Workspace Updates