パスワード管理アプリでメジャーなサービスの1つである 1Password は、新しいデバイスにおけるセットアップを簡単にするため、ログイン情報を無くしたアカウントを救出する手段としてリカバリーコードの導入を発表しました。
新しく導入されるリカバリーコードを使用することで、アカウントのパスワードを忘れたり、シークレットキーを無くした場合でも 1Password アカウントへのアクセスを回復することができます。
1Password のリカバリーコードは、アクセス回復のためのバックアップとしてアプリまたはウェブサイトによって生成される一意の安全なコードになります。なお、現在の 1Password ではファミリープランの場合にファミリーオーガナイザーを使うことでメンバーの誰かがパスワードやコードを忘れた場合でもアカウントへのアクセスを回復できますが、この機能は継続されます。
以前まではファミリープランの管理者や個人向けプランを利用している場合にパスワードを忘れたりキーを紛失した場合、公式サポートがあっても自己回復オプションはなかったため、データに再度アクセスすることはできませんでした。しかし、リカバリーコードが 1Password に導入されることで、これを回避することができるようになります。
ただし、事前にリカバリーコードは作成する必要があり、リカバリーコードの作成は1Password アプリのアカウントの管理から行うことができます。作成は Mac、Windows、Linux、iOS、Android およびウェブサイトからできるため、Chromebookでも安心です。
より詳細な手順は変更点については、1Password の公式ブログをご確認ください。
なお、1Password の購入に関しては公式サイトよりもソースネクスト経由で3年分を購入するとお得になります。