Google Pixel 9 は生成 AI を使って独自ステッカーを作成できるかもしれない

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.

Google は Apple が iOS でリリースした生成 AI を活用してカスタム絵文字を作成する Genmoji などに対抗し、同じように生成 AI を使用してカスタムステッカーや絵文字を作成する独自の機能に取り組んでいることが報告されました。さらにこの機能は「Creative Assistant」と呼ばれ、今年後半に Google Pixel 9 シリーズで導入される可能性があるようです。

これまでに Pixel 9 シリーズに関する情報は、Pixel 9、Pixel Pro、Pixel 9 Pro XL の3つのラインナップとそれぞれのレンダリング画像とプロトタイプ、ベンチマークなどハードウェアの情報が多く明らかにされています。一方、導入される機能などソフトウェアに関する情報は限られており、新しい AI アシスタントの Pixie やアダプティブタッチなどにとどまっています。

今回、新たに報告されている「Creative Assistant」という機能は Android Authority が Android 15 Beta 3 のコード上から発見しているもので、アプリのパッケージ名から少なくとも Pixel 専用の新しい Android アプリになる可能性を示しています。

いくつかの技術的な記述から、新しい「Creative Assistant」アプリの機能はステッカーの生成を処理するもので、すでに導入されている Google Markup アプリとの連携により、例えばデバイス上で画像を生成してステッカーを貼り付けることが可能になることを伝えています。これにより Google が Gboard で提供していたステッカーや絵文字に加えて、ユーザーが AI を使って独自に作成したステッカーを利用できる可能性があります。

とは言え、現時点では具体的な動作はわからず、この機能が Pixel 9 シリーズ専用になるのか、あるいは Tensor 搭載の Pixel デバイスで広く利用できるかは不明です。

ただ、今回の情報は Pixel 8 上の Android 15 Beta 3 で発見されているため、少なくとも Tensor G3 搭載の Pixel デバイスでは動作する可能性はあります。

いずれにしても情報は限られているため、今後どのようになるかはわかりません。

  • URLをコピーしました!

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

目次