Google は昨年から Google Play ストアにアプリ内でアカウントを作成するアプリに対して新しいルールの導入を発表しており、アプリがアカウントの作成を許可している場合、開発者はアプリ内および Web 経由で作成したアカウントを削除できるようにする必要があるとしています。
今回、この変更が適用されはじめ、Google Play ストアのアプリの概要の「データ セーフティ」というセクションに「データの削除」という項目が表示されるようになり、アカウントの削除が可能かどうかがわかるようになりました。
これにより Google Play ストアのアプリのページから、アプリで作成したアカウントを削除するためのリクエストを送信できるようになります。また、アプリ内およびウェブ上でデータとアカウントの削除をリクエストできるようにしなければならないため、ユーザーがアプリをアンインストールしたあとでも、データやアカウントを削除するためだけでにアプリを再インストールする必要がなくなります。
すでにいくつかのアプリでは、この項目が追加されていることを確認しています。
この変更はどちらかと言えば開発者向けとなりますが、ユーザーとしてもアカウントをどこで削除したら良いのかがわかりやすくなり、アカウントを削除するためだけにアプリを再度インストールする手間もなくなるため、良い変更だと思います。