Google はオンライン決済プラットフォームの Google Pay のアップデートを発表し、支払いの簡単かつ便利にするための3つの新機能を追加しています。
アップデートによって追加された新機能のうち1つは、支払いをするときに関連するクレジットカードの特典を表示する機能です。現在、この機能はデスクトップで Chrome を使用している一部の American Express カードユーザーと Capital One カードユーザーを対象に展開されています。
新機能によって各カードに関連したキャッシュバック率やポイント倍率、その他の特典が強調表示されるようになり、ユーザーは最もお得になるカードを選べるようになります。今後はこの機能を他のカードにも拡張する予定としています。
2つ目の新機能は「buy now, pay later (いますぐ購入して後で支払う)」という後払いの支払いオプションが人気であることから、Google Pay を使用してオンラインで支払いをするときに Affirm や Zip などの後払いオプションを表示する方法を試験的に開始しています。この機能を Android アプリにも拡張したことを明らかにしました。ただし、この機能は米国内ユーザーに限定されています。
最後に3つ目の新機能では、Chrome と Android の自動入力を使用して支払いをするときに、セキュリティコードを手動で入力するかわりにデバイスのロックを解除するのと同じ方法(指紋、顔、画面ロックの PIN )を使用して、カードの詳細を自動入力するオプションが表示されるようになりました。
ほとんどの場合、自動入力によって追加要件なしでフォームへの記入が完了しますが、疑わしいものが検出された場合は例外です。また、カードの詳細を公開する前にデバイスのロック解除を求めるようにも設定でき、これによってデバイスにアクセスできる他のユーザーが勝手にカードを使用するということも防げます。
Source Google