Samsung が次にリリースする折りたたみ式スマートフォン Galaxy Z Flip 6 に関するベンチマークが Geekbench に登場し、搭載されているチップセットと RAM の情報が改めて確認されました。以前は GPU のスコアが発見されています。
フラッグシップの Galaxy S シリーズでは地域により Samsung Exynos と Qualcomm の Snapdragon を分けて採用していますが、これまで Galaxy Z Flip と Z Fold では1つのチップセットのみに絞っています。以前の噂では Galaxy Z Flip 6 は Snapdragon ではなく Exynos 2400 のみが搭載されるといったことも言われていましたが、今回のベンチマークによって Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy が搭載されることが改めて確認されました。
Snapdragon と Exynos ではパフォーマンスに大きな違いがあり、Z Fold 6 は Snapdragon 8 Gen 3 を搭載することが示唆されており、もし Z Flip 6 だけが Exynos 2400 を搭載するとなるとパフォーマンスの差が目立つことが懸念されていました。しかし、今回の報告で Z Fold 6 と同様に Snapdragon 8 Gen 3、おそらく for Galaxy チップセットを搭載することが示されたため、パフォーマンスに不満と不安はなくなりました。
Geekbench のベンチマークスコアでは、Snapdragon 8 Gen 3 であることが明らかになり、わずかに高いクロック周波数を備えていることから Samsung 向けに調整された for Galaxy チップセットとなります。さらに 12GBRAM を搭載していることも確認されました。
昨年のモデルは 8GBRAM を搭載していたため、RAMが増加してチップセットが新しくなることでパフォーマンスの向上が期待できます。
また、最近のリークによって Galaxy Z Flip 6 には 50MP のリアカメラが搭載されることが報告されています。これは前世代の 12MP メインカメラから大きなアップグレードになります。この他にも新しい Flip はディスプレイのシワを軽減するために、より厚みのあるパネルを採用する可能性も報告されています。
Source Geekbench