Samsung Galaxy Z Flip シリーズにもリリース以降にいくつも大きな変更が行われていますが、ディスプレイを折りたたんだときの折り目部分については課題が残されています。これは Samsung に限ったことではありませんが、新しい報告によれば Samsung は Galaxy Z Flip 6 でこの問題を改善するための計画を立てていることが報告されました。
すでに Galaxy Z Flip 6 に関する情報は多くリークされており、カメラやデザイン、チップセット、カバーディスプレイ、バッテリーなどが変更される可能性が示されています。
今回も The Elec の報告によれば、Samsung は Galaxy Z Flip 6 のメインディスプレイ側により厚みのあるガラスを利用する予定であることが伝えられました。現在のモデルのガラスの厚みは 30μm ですが、新しいモデルでは 50μm に変更され、これによってディスプレイの折り目のシワを軽減する狙いのようです。
とは言え、これによって折り目が全く目立たなくなるということではなく、あくまで軽減されることが期待できるといったレベルのようです。Galaxy Z Fold シリーズは新しいモデルが出るにつれて改善されていましたが、 Flip シリーズはそこまで手を加えられていなかったので、これ自体は良い変更だと思います。
厚みが増すことで耐久性も向上すると予想され、今回の Galaxy Z Flip 6 は地味だけど有用なアップグレードが多数行われることが期待されます。
これまでの噂では Samsung は Galaxy Z Flip 6 を7月10日のイベントで Galaxy Z Fold 6 や Galaxy Watch 7 などと発表すると言われています。