Google は今年のはじめに Gemini Enterprise と Business 拡張機能を使い、Gemini (gemini.google.com)でてチャットをできるようにしましたが、本日から35以上の言語でも利用可能になったことが Google I/O 2024 にて発表されました。
これにより Google Workspace アカウントで Gemini Enterprise または Business 拡張機能でも日本語を使って Gemini (gemini.google.com) を利用できるようになります。なお、すでに展開されているため利用できる状態となっています。
また、Gemini for Google Workspace にいくつかの新機能が追加され、本日から Gmail、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、ドライブのサイドパネルにある Gemini が、Gemini 1.5 Pro を使用するようになりました。これにより多くの情報を分析できるようになり、高度な推論もできるようになります。
特に長文メールについて質問したり、ドライブ内の複数のドキュメントや PDF の情報を参照して新しいメッセージの下書きを作成する場合などに役立ちます。
現時点では、この機能は Workspace Labs と Gemini for Workspace Alpha ユーザー向け に利用できるようになりました。来月には Gemini for Workspace 拡張機能と Google One AI プレミアムプランを通じて、個人と企業ユーザーも利用できるようになります。
また、Gmail のモバイルアプリでも Gemini for Workspace 機能が使えるようになり、メールを要約したり、状況に応じたスマートリプライを作成したり、プロンプトで質問することなどができるようになります。メールの要約は Gemini for Workspace ユーザーと Google One AI プレミアムプランユーザーが来月から、スマートリプライと質問機能は7月から Workspace Labs ユーザーが利用できるようになります。
最後に Gemini for Workspace で利用できる Google Meet の自動言語検出と60言語以上の言語へのリアルタイム翻訳機能 Translate for me が、一部の言語サポートを追加しました。これには Help Me Write も含まれており、スペイン語とポルトガル語で利用できるようになります。