Google が2024年5月14日(日本では5月15日)から開催する Google I/O 2024 のスケジュールを公開しました。このイベントでは Google 基調講演や開発者向けの基調講演に続き、150を超える技術的な解説やデモ、コードラボなどをオンデマンドで視聴することができます。
今年の Google I/O 2024 でハイライトの一部として紹介されているプログラムは次のようなものがあります。
- Unlocking the power of AI : Gemini API、Gemini AI Studio、Gemma の最新機能が紹介。Kaggle が提供する事前学習モデルの詳細、Keras や JAX などの Google のオープンソース ライブラリを掘り下げます。
- Android: A developer’s playground : Android の最新情報。生成 AI における画期的な進歩、Android 15 について、革新的なフォームファクター、JetpackとComposeエコシステムにおける最新のツールやライブラリを紹介。パフォーマンスを最適化し、開発ワークフローを効率化する方法も紹介。
- Building beautiful and functional web experiences : ウェブ機能とAPIの相互運用性を明確に理解し、開発者に力を与える画期的なツールであるBaselineのアップデートについて説明します。Baselineを使うことで、MDN、Can I Use、web.dev.などの人気のある開発者向けリソースサイトの情報にリアルタイムでアクセスできるようになります。
- The future of ChromeOS : ディストリビューション、アプリ機能、オペレーティングシステムの統合など、開発者中心の取り組みについて説明します。パートナー各社がどのようにChromebookの未来を形成し、世界クラスのユーザー体験を提供しているかをご覧ください。
これらのうち当サイトとして気になるのは「The future of ChromeOS (ChromeOS の新機能)」です。どのようなトピックが取り上げられるかはわかりませんが、ChromeOS 124 までの間で追加されている新機能をはじめ、今後登場する(はずの) AI を活用した新機能などにも触れられる可能性があります。
また、「Google Cloud と Google Workspace の新機能」というテーマの講演もあり、ここでは学習や開発に関する話題が取り上げられるようです。
どちらの講演もライブイベント後に動画が公開されるため、興味のある人はぜひ Google I/O 2024 にアクセスしてみてください。ページはすでに日本語化されています。