Samsung は Galaxy S24 シリーズで Google Gemini Nano を使用した AI 機能を提供していますが、さらに次の Galaxy S25 シリーズでも Google との協力関係を維持し、まだ発表されていない Google Gemini Nano 2 を搭載する可能性があることが示唆されました。
この情報は韓国のメディア Herald Corporation (ヘラルド経済)がサムスンのシステムLSI事業部の常務取締役のコメントを引用して報じたものです。
報道によれば、ソウルで開催されたフォーラムの講演会で Galaxy S25 シリーズに搭載されるオンデバイス AI に関するコメントをしており、この中で Google Gemini Nano 2 をどのようにオンデバイスで実装するかや Galaxy S25 シリーズの生成AIをどのように開発するかを議論する予定であることを明らかにしたと伝えています。
これ以上の情報はありませんが、少なくとも Samsung と Google は2025年の Galaxy S25 シリーズでも提携してオンデバイス AI 機能を提供することに加え、このオンデバイス AI には Google の大規模言語モデル(LLM)の次世代 Gemini Nano 2 を使用する計画であるようです。
とは言え、Google が Gemini Nano 2 をいつ展開するのかや現在のモデルと比べてどのような改善があるかといった詳細は明らかにされていませんので、今後の展開を待つ必要があります。Galaxy S25 シリーズも当分先の話になります。
Galaxy AI といえば、この AI 機能は将来的にサブスクリプションでのみ利用可能になる(2025年末までは無料)と言われているため、今後登場する Gemini Nano 2 を使う AI 機能が引き続き無料になるかどうかは気になるところですね。