Android スマートフォンやタブレットでは、ホーム画面にウィジェットを配置することができますが、以前の噂ではロック画面でもウィジェットを利用できるようになると言われていました。本日、Android 15 Beta が登場したことによる新しい情報として、Android15 におけるロック画面ウィジェットはタブレットでのみ利用可能になるようです。
この情報は Android Authority が共有したもので、今年のはじめに Google が Android 15 でロック画面ウィジェットのサポートを復活させる取り組みを明らかにしており、「Share space」と呼ばれる機能の存在を示しています。その時点でも Pixel Tablet などのタブレットデバイスのみに限定される可能性が伝えられていましたが、Android 15 Beta 1 のリリースによってそれが確認できたとしています。
Pixel Tablet などのデバイスでは設定からロック画面の設定に移動することで、ロック画面でウィジェットを許可するというオプションが表示されるようになります。これを有効にすると、次のようなウィジェットが追加できるようになります。
- バッテリー
- カレンダー
- Gmail
- ウィジェット
- Google ニュース
- 写真
- Fitbit
- Pixel Weather (天気)
- Chrome
- 連絡先
- デジタルウェルビーイング
- Google TV
- Google Keep
- 翻訳
- YouTube Music
ただし、現時点ではロック画面ウィジェットは完全に動作させることができなかったとしており、実際にどのような挙動になるかは現時点ではまだわかりません。
Android 15 ではロック画面ウィジェットがタブレットのみに限定されるのは残念ですが、将来的にはスマートフォンでも別の方法を用いてウィジェットを表示できるようになる可能性があるため、今後の進展に期待です。