先日、Google が Reddit で行った AMA (Ask me anything) では Google の Home & Nest チームが取り組んでいることを共有していますが、そのうちの一つには Home デバイスのコントロールをオフラインでもサポートすることについての言及もありました。
Google Home ユーザーの不満の1つは、ホームネットワーク経由でデバイスに直接コマンドが送信されるわけではなく、Google サーバーを経由することで遅延が発生したり、そもそもインターネットに接続していないと操作ができないということです。
この不満に対して Google は、コネクテッドデバイス向けの Matter によるオフラインサポートの導入に取り組んでいることを明らかにしています。これが実現すれば、ローカルで処理されることで信頼性の向上と遅延を減らすことができるだけでなく、インターネットが切断された状態でもユーザーはスマートデバイスを操作できるようになります。
とは言え、現時点ではまだ具体的なロードマップなどは共有されておらず、オフラインサポートに関しても「完全にオフラインで作業を実行できる強力な機会がいくつかあると考えており、当社のチームは引き続き調査を続けています」という段階のようです。将来的にオフラインで使えるようになれば今以上に便利になるので、取り組みは継続していってもらいたいですね。
また、Google Home アプリにおけるサードパーティー製デバイスのサポートについても触れ、Nest 以外のデバイスのサポートが遅れている理由としてセキュリティや品質管理といったパートナー企業との連携を挙げています。
この他には前回お伝えしたように、古い Nest デバイスのサポートなどが大きく話題になっていました。