スマートフォンから Google Meet の画面共有機能を使うと、これまでは画面全体が共有されてしまいましたが、現在 Android 14 QPR2 の Pixel スマートフォンでは画面全体ではなく1つのアプリのみを対象として画面共有できるようになりました。
これによりプレゼンテーション中などに通知やプライベートなメッセージを間違って共有することなく、1つのアプリの画面を共有することができます。
私は Pixel Fold と Pixel 8 Pro でこの機能を確認しており、Google Meet で会議に参加して画面共有を行おうとすると[1つのアプリ]または[画面全体]を選べるようになりました。
[1つのアプリ]を選んで開始を押すと、どのアプリを共有するか選択する画面が表示されるため、そこから画面共有したいアプリを選びます。このとき、仕事用プロファイルを設定している Android スマートフォンなら個人用か仕事用かも選ぶことができました。
あとはこれまでと同じようにアプリを操作すればそのアプリの画面だけが共有され、他のアプリや設定などに移動すると共有画面には何も表示されなくなります。なお、共有しているアプリを終了させると画面共有も自動的に終了します。
今のところ Pixel スマートフォンでしか確認できていませんが、スマートフォンから Google Meet で画面共有をすることがあれば試してみてください。