Google は Google ドライブ上にあるファイルをより簡単に整理・分類できるように、12個のトピックごとにファイルを分類できる「カテゴリー」という機能を追加することを準備していると報告されました。
この報告は TheSpAndroid によるもので、Google が Android アプリの Google ドライブアプリで新しい分類機能を示すコードを発見したことを伝えています。これは Google Workspace ユーザーが利用できる「ラベル」機能に似ているものですが、追加される分類機能は「カテゴリー」と呼ばれることを明らかにしています。
この「カテゴリー」には、自動車、銀行、経費、家庭、IDs(身分証)、保険、医療、ペット、学校、税金、旅行、仕事という12個があります。この機能が有効になると[ホーム]タブにも表示され、ファイルを選択して[︙]から[Manage categories (カテゴリの管理)]の項目で編集できるようになります。
なお、この機能は Android アプリだけでなく iOS と Web (デスクトップ)でも利用可能になる予定で、Google Workspace ユーザーに限定せず広く展開する可能性があるようです。リリースされるタイミングはまだわかりませんが、正式に展開されるまではもう数ヶ月かかる可能性があります。
今回の機能も Google ドライブ ユーザーのエクスペリエンスを改善するための一つと思われます。最近は Google Workspace 関連のアップデートは UI の改善や便利機能の追加などが中心で思い切った新機能などの登場はありませんが、より使いやすくなることは歓迎です。