Google は Gmail の メール レイアウト エディターを使用して、Google Workspace ユーザーが簡単にカスタマイズしたメール レイアウトを作成できるようになったことを発表しました。
Gmail では2022年から「レイアウト」機能を使ってメールテンプレートを作成する機能を展開しており、2023年に既存のテンプレートをカスタマイズしたり、複数のキャンペーン用のカスタムレイアウトを再利用したり、Google Workspace Individual ユーザー向けに新しくレイアウトを作成する機能などが導入されています。
今回のアップデートでは、Google Workspace の各エディションのユーザーがカスタマイズされたメールレイアウトを作成できるようになり、新しいレイアウトエディターでは、レイアウトを最初から作成したり、画像、テキスト、ボタンなどのテンプレートをセットから選ぶことができるようになります。
現在はレイアウトを選んでも編集ではなく直接挿入されるようになっています。これが編集画面を経由することになるため、より手軽にレイアウトをカスタマイズできるようになります。
また、メールレイアウトのテンプレートをカスタマイズできるだけでなく、[共有]を利用して別のユーザーと共有してリアルタイムで共同作業ができ、Gmail だけでなく Google ドライブからも直接アクセスして同じレイアウトで作業することができるようになりました。
Gmail ではメール作成時のツールバーからレイアウトのアイコンをクリックすることでアクセスできます。Google ドライブではメールレイアウトファイルから開くことができ、カスタムレイアウトをファイルタイプで検索するときには「type:email-layouts」と検索すると、ドライブ内のメールレイアウトをフィルターすることができます。
Gmail の埋め込みレイアウトエディターは、即時リリースドメインが2024年3月12日から段階的に展開され、計画的リリースドメインの場合は2024年4月8日から段階的に展開され、どちらも最大15日かかります。
Google ドライブ経由で開くレイアウトエディターは、即時リリースドメインが2024年3月25日から、計画的リリースドメインは2024年4月15日から段階的に展開され、どちらも最大15日かかります。
利用可能な Google Workspace ユーザーは、Workspace Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Workspace Individual となっています。
Source Google